オーレンプラザなど5施設も名称変更 4月1日から「高田城址公園」

新潟県上越市本城町の高田公園が2020年4月1日から「高田城址公園」と名称変更することに合わせ、同公園の名称を使っている同市の公共施設も同日から高田城址公園を冠する施設名に変更する。上越市議会3月定例会で上越市都市公園条例の一部改正が行われた。

施設名変更を告知するオーレンプラザの掲示
オーレン変更1

名称変更するのは、ホールやこどもセンターなどの複合施設であるオーレンプラザをはじめ、野球場や陸上競技場、庭球場、弓道場の5施設。いずれも施設名の頭に高田公園が付くが、4月1日からは高田城址公園が付くことになる。

施設を管理する市教育委員会によると、施設名を表示する看板やサインなどは、新年度以降に順次改修を行う予定という。

4月1日から「高田城址公園オーレンプラザ」となる
オーレン変更2

一方、公園内の極楽橋付近と噴水付近に設置している高田公園の銘板は、3月25日に付け替え作業が行われた。高田城址公園の文字は村山秀幸市長が筆を執った。銘板の石は黒御影石などを使用。4月1日午前7時まではシートで覆われている。

「高田城址公園」に変更された公園内の銘板。4月1日朝まではシートで覆われている(3月25日撮影)
極楽橋銘板

高田城址公園への名称変更は、公園が高田城の城跡に立地することから、城下町の歴史を全国に発信することなどを理由に、上越商工会議所や公園周辺の17町内会が市に要望。市は公園の魅力向上や城下町高田の歴史や文化を生かした観光の活性化やまちづくりを進めることができると変更を決め、今年2月10日に都市公園法に基づき公告した。

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