クマに襲われ顔や足かまれる 妙高山で猟友会の男性けが

2019年4月28日午前10時頃、新潟県妙高市関山の妙高山中で、県猟友会に所属する同市の60歳代の男性が、有害鳥獣の捕獲作業中にクマに襲われた。男性は顔などをかまれ、上越市内の病院に搬送された。命に別状はないという。

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妙高警察署によると、男性は県猟友会新井支部に所属。この日は、猟銃を持って山に入っており、2人1組の先頭を歩いていたところ、左後方からクマ1頭に襲われた。クマは体長約180cm、体重約100kg。男性は抵抗したものの、左ももや顔面をかまれた。

妙高市除戸の住宅街付近にも出没

また、同日午後2時頃、妙高市除戸で、体長約100cmのクマ1頭が西から東側に向かって走っていくのを、車を運転中の女性が目撃。同署に通報があった。目撃場所付近は小学校や住宅が立ち並ぶ地域で、同署などは、付近の住民に注意を呼び掛けている。