5公演で1万円ぽっきり 上越文化会館の年間パスポートが2月28日発売

年間5公演が1万円で鑑賞できる上越文化会館(新潟県上越市)の人気企画「スモールコンパクトパフォーマンス2016」の年間パスポートが、2016年2月28日から80組限定で先行発売される。1公演ずつのチケットは3月13日から発売となる。

会場の上越文化会館中ホールは、わずか170席のため、一流アーティストがすぐ目の前で生演奏を繰り広げるのが醍醐味。同会館は「昨年は5公演ともほぼ満席。今年も和洋の楽器演奏から、Sing Like Talkingの佐藤竹善さんのライブまで、一つ一つが個性的でお得なライブばかり」と話す。企画は6年目に入り、常連のファンが多いという。

今年のスモールコンパクトパフィーマンスで企画される5公演
bunkakaikan

年間パスポートは5公演で1万円。1公演のみの場合は3000円なので、5公演全てを見れば5000円得になる。80組限定で、昨年は完売している。全席自由。なお、年間パスポートを購入すると、この5公演以外に上越文化会館が指定する10公演以上を、すべて20%引きで鑑賞できる。

取り扱いは上越文化会館のみ。電話025-522-8800。

5月6日(金)午後7時〜 「栗コーダーカルテット&ダバティ」

NHK Eテレ「ピタゴラスイッチ」のオープニングテーナでもおなじみ。リコーダーやウクレレなどによる「帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)」「ウルトラセブンの歌」などのユーモラスな演奏で知られる。「盲導犬クイールの一生」「山形スクリーム」などの映画音楽も担当。ライブにはビューティフルハミングバードのタバティを迎える。

6月16日(木)午後7時〜 「佐藤竹善×宮本貴奈」

佐藤竹善はロックバンドSing Like Talkingのボーカルで、ソロシンガーや音楽プロデューサーとして活躍中。超売れっ子ピアニスト、宮本貴奈とのライブは聴きどころたっぷり。

8月11日(木)午後4時〜 「青木研」

13歳で初めてバンジョーを手にし、ディキシーランドジャズで使われる4本弦のバンジョーを独学でマスター。日本では数少ない、ソリストとして演奏することのできるバンジョー奏者。超一流の演奏を聴ける貴重なチャンスだ。

9月26日(月)午後7時〜 「福川伸陽&三浦友理枝」

2008年第77回日本音楽コンクール・ホルン部門で第1位受賞。NHK交響楽団ホルン奏者で、ソリストとして、リサイタル、協奏曲演奏などを日本各地で行っている。ピアニスト三浦友理枝とのアンサンブルで。

11月23日(水)午後3時〜 「一噌(いっそう)幸弘」

安土桃山時代より続く能楽一噌流笛方、故一噌幸政の長男。能楽師として能楽古典の第一線で活躍する一方、篠笛、自ら考案した田楽笛、リコーダー、角笛など和洋各種の笛のもつ可能性を広げようと演奏・作曲活動を行っている。歌手や俳優、舞踊家などジャンルを超えた競演、メディアへの自作曲の提供など、縦横無尽の活躍をみせている。フラメンコギター、高木潤一との競演。