高田地区公民館などが9月24日閉館 高田公園オーレンプラザへ機能移転

約35年間にわたり市民に親しまれてきた新潟県上越市大手町の高田地区公民館と、隣接する女性サポートセンターが2017年9月24日に閉館する。両施設の機能は、9月29日に同市本城町にオープンする「市民交流施設 高田公園オーレンプラザ」内に移転する。

2017年9月14日に閉館する高田地区公民館
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高田地区公民館は、1960年に建てられた旧城南中学校の校舎を利用し、1981年に開館。同年には、隣接地に「働く婦人の家」が開館。後に「女性サポートセンター」へと名称を変更した。両施設は公民館講座をはじめ、音楽や手芸など自主活動の場として広く市民に使用されてきたが、建物の老朽化や防音設備が完備されていないこと、冷暖房能力の低下など、多くの課題を抱えていた。閉館後の現施設の用途については未定。

高田地区公民館と同時に閉館する女性サポートセンター
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移転先となる市民交流施設高田公園オーレンプラザには、音響に優れたホール施設をはじめ、幅広い用途に対応した集会学習施設などがあり、利便性の向上が期待される。

団体で女性サポートセンターを利用してきた茶道教室の女性は「活動拠点を2年前から女性サポートセンターに移し、利用させてもらった。閉館するのは残念。移転先の(市民交流施設高田公園)オーレンプラザなどを含めて、新しい活動拠点を見つけていきたい」と話していた。

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