記録的な大雪にみまわれている新潟県上越市で2021年1月11日深夜、上越大通りに面した南本町1の家屋が倒壊した。倒壊した家の資材が上越通りにはみ出し、一時通行止めとなった。
現場は上越大通りの有沢製作所向かいの木造2階建ての家屋。近所の住民によると、2年ほど前から空き家になっていたという。大通りに面した雁木と2階建ての母屋が、雪の重みでつぶれたとみられる。
隣に住む女性は「音もしなかったので、警察から避難するようにと連絡をもらうまで全く気付かなかった。雪が深いので、雪が音を吸収したのかもしれない。うちも雪下ろしをしたいが業者が混んでいて頼めない」と話していた。
同市高田の11日午前7時の積雪は245cm。同市には前日の10日、災害救助法が適用され、陸上自衛隊の災害派遣も行われている。