新・体操アリーナは来年1月26日オープン 正式名称は「上越市立上越体操場」

新潟県上越市が大潟区九戸浜に建設を進めている体操アリーナは来年1月26日にオープンする。市は正式名称を「上越市立体操場」とし、別途愛称を募集する方針だ。関連議案が市議会9月定例会に提案される。

既存の体操練習施設「大潟体操アリーナ」(同区潟町)から東に1kmの場所にある、日本海を望む高台に建設中。市によると、自治体の施設としては国内トップクラスの体操施設で、総事業費23〜26億円をかけて整備が進められている。

建設が進む上越体操場 DSC_5728

名称は、既存の大潟体操アリーナとともに「体操のまち上越」の拠点施設として全国に発信していくために、「体操専用施設であること」と「上越市に所在すること」が伝わるものにしたという。条例上の正式名称とは別に、市民に親しまれる愛称を募集する予定だ。

来年1月26日にはオープンの式典とイベント開催する。当日は、国内トップレベルの選手による演技披露なども予定している。また、来年の東京五輪の前にはドイツ体操チームの事前合宿に利用される。

上越体操場地図

村山秀幸市長は「大潟体操アリーナとの一体的な運用を通じて、競技力のさらなる向上を図るとともに、大会誘致などを通じた交流人口の拡大、生涯スポーツを通じた市民の健康増進を図りたい」と話した。

上越体操場は、新体操・トランポリン・器械体操を中心とした体操専用施設で、建物は鉄骨造り2階建てで延べ床面積約3812平方m。アリーナは縦40m、横42m、高さ14mあり、県や北信越地区レベルの大会が開催可能。器械体操は国際体操連盟の公式競技認定の体操器具を配備し、男女合計10種目の大会の同時進行ができる。このほかランニングコース、100人収容の会議室、多目的室も設けられる。

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