上越市長選: 現職村山陣営の総決起大会に1000人出席

任期満了に伴う2017年10月22日の上越市長選で3選を目指す現職村山秀幸氏(68)の後援会は10月1日、新潟県上越市西城町3のデュオ・セレッソで総決起大会を開いた。村山氏の初当選以来8年ぶりの選挙戦となる見通しで、支持者や町内会、企業など関係者約1000人が集まった=写真=

DSC_5801

壇上には、市長選とダブル選挙となった衆院選に立候補する、自民党前衆議院議員の高鳥修一氏や民進党が希望の党に事実上合流したことで去就が注目される民進党の梅谷守氏のほか、糸魚川、妙高、柏崎の3市長、県議、経済界や支援団体の代表らが並んだ。

高鳥氏は「自民党は早々に村山市長を推薦した。同日に共にゴールが切れるよう全力で応援する」と支援を呼びかけた。「もしかしたら、二度と使えなくなるかもしれない肩書の民進党第6区総支部長」と自己紹介した梅谷氏は「上越は8年前まではメタボリックだったが、村山市長が健康体にしてくれた」と財政健全化など村山氏の実績を評価した。また糸魚川市の米田徹市長、妙高市の入村明市長は、ともに上越地域の核である上越市の影響の大きさに触れ、村山市政の継続を訴えた。

決意表明する村山氏 DSC_5866

村山氏は、2期8年を振り返り「市民と一緒に改革に取り組み、知恵と工夫で財源を確保したことで、持続可能な街としてどうしても必要な『価値ある投資』ができるようになった。合併から12年が経過し、足元には上越市の将来の明かりが見えてきたが、もっと先が見えるよう人と地域に光を当てながら、まちづくりをしていく必要がある」と述べ、「三度みたび市政を担わせていただきたい」と決意を語った。

最後は「必勝コール」で締めくくった DSC_5885

今回の市長選では、村山氏のほか、元市議の中川幹太氏(42)、佐渡市在住の行政書士後藤浩昌氏(56)が立候補を表明している。また元市長の宮越馨氏(76)の名前も取りざたされている。

関連記事

[