• 建物火災鎮火
    上越市東中島2447直江津油脂で発生した建物火災は、建屋内の焼却炉のみを焼損して20:59鎮火。当サイトでの報道は今のところこれで終わります。

ホーム > 2017/05

思い出の遊具ともお別れ 上越市立水族博物館の「ワンダーランド」で最後に遊んできた

11か月前

皆さんは上越市立水族博物館の2階にある「子供科学館ワンダーランド」をご存知だろうか。遊具や科学展示が並ぶコーナーで、上越出身の人なら、小さい頃に行ったり、 子どもを連れて行ったことが一度はあるのではないか。

水族館の2階にある「ワンダーランド」
ワンダーランド入り口

市立水族博物館は、来年春の新水族館オープンに向け、現施設での営業を2017年5月14日で終了する。現在の建物は解体されて、跡地は新水族館の駐車場などになる予定だ。つまり現施設の営業終了とともに、この「ワンダーランド」ともお別れとなる。

水族館本体と共に約37年の時を刻んだ施設であり、思い出のある人も多いだろう。せっかくなのでお別れ直前のワンダーランドへ遊びに行ってきた。

懐かしい水鉄砲がお出迎え

入り口から入ってすぐに懐かしい遊具が目に飛び込んでくる。カエル、カバ、クジラの3匹と、それを撃つための水鉄砲が並ぶ。

水鉄砲の遊具。変な電子音が鳴って少し恥ずかしい。
水鉄砲

壁の説明書きによると、『動物たちをよく狙って発射してみよう。どんなあいさつをしてくれるのかな?』。そうそう、確かカエルは目玉を狙えばいいはず……

【動画】3匹とも狙って動かしてみた

ノスタルジックな展示の数々

展示品の多くは水族館の開館当初から設置されているもので、記者が子供の頃に遊んだ時とほぼ同じ状態のままだ。いくつかの遊具を動画で紹介しよう。

【動画】懐かしの遊具で遊んでみた

小じんまりとした施設だが、他にもいくつかの展示品があるので写真で紹介する。記憶にある人も多いだろう。

入り口にいるペンギン。手を入れるとテルミンのように音を鳴らせる
ペンギン

昔は珍しかったプラズマボール
プラズマボール

大量の釘を下から押し上げる
大量の釘

色のついた影
色の付いた影

ハンドルを回して電気を起こす
パワーメーター

中身が浮き上がって見えるはずだが、傷んでいてよく見えない...
浮き上がって見える

ブレーメンの音楽隊
ブレーメンの音楽隊

真っ暗な部屋。ブラックライトでTシャツが光る
ブラックライトの部屋

オープン当初は目新しかったはずの展示の数々も、今ではレトロな雰囲気を醸し出している。

37年の歴史をもつ現水族館とほぼ同時に開設されており、展示品の老朽化は隠しきれない。スタッフに聞いたところ、「直しては壊れて、直しては壊れての繰り返し」だったそうで、修理にも相当なコストがかかっていたという。それでも途中で放棄されることなく、最後の最後まで維持されてきた。

じょうえつ号にも乗ってみた

ワンダーランドの最奥には潜水艦型の乗り物がある。時代を感じる文字で「シーベンチャーじょうえつ号」と書かれている。

「シーベンチャーじょうえつ号」
じょうえつ号

地元市民でも乗ったことのある人は少ないのではないか。せっかく訪れたので記者が内部を撮影してきた。その様子は次の動画を見てほしい。

【動画】「じょうえつ号」に搭乗してみた

実は佐川急便による寄贈

この「ワンダーランド」にあるすべての遊具は、実は佐川急便から寄贈されたものだ。入り口付近にそれを示すプレートが貼られている。

佐川急便からの寄贈を示すプレート
寄贈

佐川急便の創業者である佐川清氏は、新潟県板倉町(現在の上越市板倉区)の出身で、ほかにもリージョンプラザ上越の謙信公像(現在は春日山に移動)や金谷山のスーパーボブスレーなども寄贈している。

水族館はまもなく長期休館へ

上越市立水族博物館は、現施設での営業をいよいよ5月14日で終了する。同館は、37年間愛された現施設の「お別れ」に向けて、水槽の中に入れるコーナーや寄せ書きができる横断幕を設置している。現施設での最終営業日となる14日の午後2時には休館式典を行い、先月から募集してきた寄せ書きを披露する予定だ。

新水族博物館は、来年2018年4~6月のオープンを目指して工事が着々と進んでいる。

姿を現しつつある新水族博物館(2017年5月12日)
姿を現しつつある新水族館

関連記事

https://www.joetsutj.com/articles/88024086 新潟県上越市西本町4の市立水族博物館は、現施設での営業を5月14日で終了する。37年間愛されてきた現在の建物は、新施設の建設に伴い、取り壊されることが決まっている。同館スタッフは「約37年間、皆様に愛されてきたことを実感している。様々な企画を予定しているので、ぜひ思い出作りにご来館ください」と話している。…
https://www.joetsutj.com/articles/34654833 新潟県上越市の新水族博物館の建設工事が進み、現施設の西側に新施設が姿を現し始めている。現施設は5月14日をもって営業を終え、来春に新施設がオープンする。新水族博物館は、通年飼育するイルカプールやマゼランペンギンの生息地を再現したペンギンランドなどが目玉となる3階建ての施設で、昨年…
https://www.joetsutj.com/articles/52049028 レールの劣化などで今年4月から営業を休止し、その後の検査で、建築基準法の基準を満たしていないことが分かった上越市西本町4の市立水族博物館のサイクルモノレールが、解体撤去されることになった。改修費が約4000万円に上り、年間の利用料収入が、改修後の運営や点検などにかかる年間経費とほ…
https://www.joetsutj.com/articles/51729859 上越市下門前のリージョンプラザ上越前に設置されていた上杉謙信公像が2010年8月18日、春日山のふもとの市埋蔵文化財センター前に移設された。21日から始まる謙信公祭を前に、春日山を背景に謙信公像と記念撮影できるスポットとして観光客にアピールする。↓春日山のふもとの埋蔵文化財センタ…