「やまだラーメン稲田店」が5月20日閉店 人手不足で32年の歴史に幕

新潟県上越市稲田4の「やまだラーメン稲田店」が、2018年5月20日で閉店する。閉店理由は「人手不足のため」だという。

脇野田店の味を受け継ぐ「カキラーメン」
2018-05-02 カキラーメン

やまだラーメンは、オーモリラーメンと並び上越を代表する豚骨しょうゆ味で知られる。1960年(昭和35年)、初代オーナーの山田馨さんが上越市茶屋町(現在は同市大和)で「やまだ食堂」として創業(のちの脇野田店、現在は閉店)。現在、土橋店は長男、稲田店は次男が経営している。

稲田店は1986年(昭和61年)、スーパーイチコ稲田店の2階に店を構え、今年で32年目。豚ガラでとったコクとうまみが強いスープと、自家製麺で人気を集めた。豚ロースのステーキをのせたパーコーメンや、みそ味のカキラーメンなどが人気だという。

1週間前に張り紙で告知したところ、常連客などから閉店を惜しむ声が寄せられている。同店では「長い間、ご愛顧ありがとうございました」と話している。

土橋店は営業を続ける。

創業の地「脇野田」の名が刻まれた「やまだラーメン稲田店」(2階)
2018-05-01 店舗

やまだラーメン稲田店