今年12月にオープンする「ロッテアライリゾート」 施設の概要など発表

2017年12月のオープン目指して改修工事が進められている新潟県妙高市両善寺の「ロッテアライリゾート」の施設概要が明らかになった。冬のスキーやスノーボードだけではなく、グリーンシーズンは国内最大規模のジップラインなど4つのアクティビティを楽しめる。温泉やプール、レストラン、カフェ、ビジネスセンターなど多彩な施設を設け、長期滞在にも対応する。ホテルは257室を設ける。

韓国のホテルロッテが100%出資した「ホテルアンドリゾート上越妙高」(本社・妙高市、資本金70億円)が5月18日、発表した。同社は「地域と共存するアジア最高のプレミアムマウンテンリゾート」を目指すとしている。

新しく生まれ変わる「ロッテアライリゾート」(イメージ)
パース

スキー場は同規模、グリーンシーズンも充実

スキー場は旧「ARAIマウンテン&スパ」の施設をリニューアル。大毛無山の斜面にゴンドラ1基、ペアリフト2基、クワッドリフト2基を稼働する。高低差951mを利用し、11コースを設ける。最長5.2kmのロングランが楽しめる。

春から秋は、4つのアクティビティを用意した。森の中に張ったワイヤーを滑車で滑り降りるジップライン、木の上の吊り橋や丸太橋を渡って進むツリーアドベンチャー、屋内で手軽に岩登りを楽しむボルダリング、タイヤチューブで遊ぶオールシーズンチュービングがある。ジップラインは国内最大規模だという。

スキー場のコース図
コース図

新たに温泉を掘削

旧温浴・プール施設「アクアパーク プール&ゆ」は温泉ではなかったが、新たに掘削した温泉を引湯する。温泉は標高1750mから湧くもので、泉質は単純温泉。源泉名は「小毛無温泉」で、施設名は「ユキゾラ温泉&プール」。

新しく掘削した温泉
温泉縦

ホテルは257室

ホテルは3つのグレードに分かれていた旧「ザ・クラブ」「ザ・ロッジ」「イン・アット・アライ」をリニューアル。客室数は計257室、収容人数は530人。ホテル名は未定。

ホテルの客室(デラックスツイン)
デラックスツイン

レストランも一新

レストランはオールデイ・ダイニング、イタリアン、和食、地そばなど。ほかにライブラリーカフェ、ラウンジ、バー、カラオケルームなどを設置する。

レストラン(イメージ)
レストラン

ライブラリーカフェ(イメージ)
ライブラリーカフェ

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