陸自高田駐屯地から西日本豪雨の被災地へ災害派遣 第5施設群の約100人

新潟県上越市南城町3の陸上自衛隊高田駐屯地は2018年7月17日、西日本豪雨の災害地へ、第5施設群から約100人を派遣した。岡山県倉敷市真備町で被災地支援活動を行う。

高田駐屯地を出発する第5施設群配属部隊(2018年7月17日午後8時過ぎ)
20180718高田駐屯地部隊災害派遣1

同日午前、関東甲信越地方などの防衛警備や災害派遣などを担う陸自東部方面隊から、「行動命令」が出た。これを受け、高田駐屯地司令で第5施設群長の北島崇生1等陸佐(51)を指揮官とする同配属部隊約100人の派遣を決定。同日夕から夜にかけて、先行班、主力の順で同駐屯地を出発。部隊員たちはトラックや油圧ショベル、水トレーラ、炊事車など約40両に分乗し、隊員からの拍手に見送られながら現地へと向かった。具体的な活動内容は現地で調整する。

出発に先立ち、北島指揮官は「郷土部隊として日頃の訓練成果を発揮し、地域の復興に向け全力で取り組みます」とコメントした。