新天皇の即位に伴う2019年4月27日から5月6日までの10連休について新潟県上越市は、市立の医療機関や保育園、放課後児童クラブなどを4月30日と5月2日を中心に一定の条件のもと開く考えを明らかにした。村山秀幸市長は3月20日の市議会で「市民生活に支障のないよう対応したい」と連休対応に万全を期す考えを示した。
小竹俊之議員の一般質問に答えた。
今年のゴールデンウィークの皇位継承に伴う10連休は、祝日法が施行された1948年以降最長の連休となる。
病院などの診療体制
県立中央病院、上越地域医療センター病院、上越総合病院、新潟労災病院などは4月30日と5月2日に開院する。市立診療所も連休中1日以上開院する。また、休日夜間診療所は連休中の全日開院する。特に休日夜間診療所は混雑が予想されることから、必要に応じて医師と看護師の増員も検討している。
保育施設・市役所・ごみ収集
市立保育園は、4月30日と5月2日について、事前に予約のあった園児を対象に開園する。市では私立保育園についても同様の対応をするよう要請しているという。また、ファミリーヘルプ保育園については連休中も通常通りに開園する。放課後児童クラブは4月30日と5月2日に開く。
市役所の窓口については、5月3日に木田庁舎と13区総合事務所、南北出張所で、住所の異動、税、福祉の窓口を開ける。婚姻、出生、死亡の届け出は通常通り時間外窓口で受け付ける。
ごみの収集については、連休中も通常通りに実施する。
市では医療機関の情報については広報上越4月1日号に掲載し、その他の施設や民間の情報については4月15日号で周知するとしている。