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警察官に見守られて生徒ら登校 殺人事件現場近くの城西中学校など

2年前

新潟県上越市南新町の市営住宅で無職中嶋惠一郎さん(76)が殺害されたことが判明してから2日が経過した2017年3月27日、現場近くの市立城西中学校と市立南本町小学校周辺では事件発覚後初めての登校日を迎えた。両校の生徒や児童は、警察官らに見守られながら学校へ通った。

城西中周辺の道路では警察官が生徒を見守った(27日午前8時頃)
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両校ではこの日、離任式のため生徒、児童が登校した。付近の歩道や横断歩道には上越警察署の署員10人と元警察官で県警スクールサポーターの山岸学さん(62)が、子供たちを見守ろうとパトロールにあたった。

現場の市営住宅から道を挟んで南側にある城西中学校では午前8時頃から生徒が続々と登校し、校内へと入っていった。生徒を車で送迎する保護者も多数見受けられた。

城西中周辺の道路では、子供を車で送迎する保護者も数多く見られた
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同校は事件発覚の翌日となる3月26日までに、同じ市営住宅に住む生徒やその保護者に電話し、心配事がないかを確認するなど心のケアにあたったという。3月27日の離任式では全校生徒に向け「スクールカウンセラーに話を聞いてもらうこともできるので、心配なことがあったら遠慮なく相談してほしい」と呼び掛けた。

男子生徒の母親(40代)は「通学路に並ぶ警察官を見て、本当に殺人事件があったのだと再認識した。(息子は)春休みも部活で学校に行くので、親としては心配」。別の男子生徒の母親(40代)は「非常に不安だし、私も恐怖を感じている。春休みが始まったが、子供にはなるべく外出を控えさせ、外出時も一人にならず、明るいうちに帰宅するよう伝えた」と話した。

現場の市営住宅5階の一室では、一人暮らしをしていた中嶋さんが2017年3月23日午後10時過ぎ、頭から血を流して死んでいるのが見つかっており、県警は殺人事件として上越警察署に捜査員110人体制の捜査本部を設置し捜査を進めている。

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