ツイッターで暴言の前報道部長を無期限懲戒休職処分に 新潟日報社「深くおわびする」

新潟日報社は2015年11月27日、ツイッターの匿名アカウントで新潟市の高島章弁護士らに暴言を浴びせた同社上越支社の前報道部長、坂本秀樹氏(53)=25日付で経営管理本部付=について、無期限の懲戒休職処分にしたとする記事を、朝刊に掲載した。

同社では高島弁護士以外に対する過去の投稿についても調査していた。同社によると、坂本氏は2011年3月頃から匿名のアカウントで投稿を始め2013年頃から「人権侵害や差別につながるような内容を品位を欠いた表現」で投稿していたことが調査により判明した。「新聞人としてあってはならない行為である上に報道部長という役職だったことを考慮」して処分を決めたとしている。

同社にはインターネット上への書き込みについて、個人としての書き込みの場合でも会社に届け出る社内規定があり、坂本氏は届け出ていなかったという。

同社の桑山稔取締役経営管理本部長の「極めて不適切な行為であり、不快な思いをされた関係者の皆様には深くおわび申し上げます」などとするコメントも掲載している。

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