2016年4月26日午後1時50分頃、妙高山で登山をしていたとみられる東京都板橋区坂下2の会社員、矢代信也さん(43)と連絡が取れないと、妙高警察署へ家族から届け出があった。同署は、矢代さんが遭難した可能性があるとみて、県の防災ヘリなどで捜索したが、見付かっていない。
発表によると、26日に連絡が取れなくなった家族が矢代さんの部屋を確認したところ「25日朝から妙高山に登り、午後11時には東京に戻る」とのメモ書きが残されていた。
同署によると、妙高山は山開き前で、登山道は雪解けで危険な場所が多く、捜索隊も立ち入ることができないという。ヘリによる捜索を行うとともに、登山道入り口付近を捜索した。