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上越市と妙高市で野生イノシシの「豚熱」感染を確認 県内で初めて

6か月前

新潟県は2020年4月24日、妙高市と上越市でそれぞれ発見された死んだ野生のイノシシ2頭が、家畜伝染病「CSF(豚熱ぶたねつ=豚コレラ)」に感染していたと発表した。2018年に国内では26年ぶりに豚熱の感染が確認されて以降、県内で確認されたのは初めて。

県畜産課の発表によると、4月20日に妙高市西野谷新田の水田で体長50cm、体重12kgの野生イノシシの雌の幼獣の死骸が見つかった。22日に県中央家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性が判明し、24日に国の研究機関による検査で確定した。また22日には、上越市正善寺の山道で体長50cm、体重5kgの雄の幼獣が死骸で発見され、24日の県中央家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性が確定した。豚熱は2例目以降は県の検査で確定する。

県内では、養豚場などで飼育されている豚の感染を防ぐためのワクチン接種が完了している。県は改めて養豚場などでの衛生管理の徹底と異常豚の早期通報を指導したほか、市町村や県猟友会に対し、野生イノシシへの感染拡大防止を周知した。

CSFは豚やイノシシの特有の伝染病で人に感染することはなく、感染した豚の肉を食べても人体に影響はない。ワクチン接種についても、豚肉の品質や食べた場合の人体への影響はない。

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