“謎の綿毛” の正体はコレだ!

2017年5月12日の朝から昼頃にかけて、新潟県上越地方の市街地などに空から降ってきた綿毛は、関川河川敷に自生しているヤナギ類のものだということが分かった(5月12日の記事を参照)。では、ヤナギ類の綿毛とはどんなものだろうか。関川河川敷を調査してみた。

ヤナギというと枝垂れ柳を思い浮かべるが、シロヤナギやオノエヤナギなどは枝がしだれていない。綿のようなものが付着した木がないか、関川河川敷を巡ってみた。

綿毛がある尾のような花序
ヤナギ3

その結果、中央橋付近で発見。樹高は3mほどだった。綿毛はほとんど飛んでしまったが、わずかに残っている枝があった。

綿毛は飛ばされ、ほとんど残っていない
ヤナギ

車に付着していた綿毛と比べてみた結果、見た目はまったく同じだということが分かった。

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