上越市立水族博物館に夏の主役イルカ2頭が到着

上越市立水族博物館の夏の人気イベント「イルカショー」に出演する2頭のバンドウイルカ「アイ」と「エツ」が2016年6月13日夕方、静岡県の伊豆・三津シーパラダイスから同館に到着した。2頭にとっては約1年ぶりとなるマリンスタジアムのプールで、伸び伸びと泳ぎ回っている。

マリンスタジアムで仲良く泳ぐイルカたち
20160614イルカ到着

2頭はいずれも推定9歳のメス。夏季限定で同館のイルカショーに毎年出演し、市民にはすっかりおなじみの「名コンビ」だ。

2頭のトレーナーで伊豆・三津シーパラダイスの吉田隆済さん(32)によると、「7年目なので、(2頭にとって)慣れた場所。プールに入った途端すぐなじみ、落ち着いた様子で泳いだ。食欲もまずまずあり、スタッフも安心している」。「アイはおっとりしてマイペース。とてもまじめに練習する。人を押し上げるスカイロケットが得意。エツは、まじめで動きの切れがある。スピンをかけるなど回転系のジャンプが得意」という。

今後、2頭はショーに向けて、トレーナーとの練習を行っていく。体調や天候などによるが、開館中は屋外マリンスタジアムから2頭の様子や練習風景を見ることもできる。

夏季イルカショーは7月9日から8月21日まで。7月の平日は1日4回、7月の土曜、休日及び8月は1日5回、7月16〜18日、8月11〜16日の繁忙期は1日6回の公演が予定されている。