戦国武将上杉謙信の居城、新潟県上越市の春日山城の一本イチョウが黄金色に色付き、見頃を迎えている。
イチョウは春日山城の二の丸付近にあり、幾段にも区切られた屋敷跡に1本だけ立っている。黄金色に紅葉している様子が山麓線や市街地からもよく見え、初冬の風物詩となっている。
上越市教育委員会によると、見頃は1週間程度だという。
春日山城跡は7月の大雨による土砂崩落で、二の丸付近は通行止めとなっているが、春日山神社や大手道から本丸に行くルートは通行できる。
崩落か所にはブルーシートがはられており、来年度に本格的に復旧工事を行うため、測量などの調査が行われている。