「新しい道で頑張るね」 がんぎっこのゆりなさん、りりかさんが卒業

新潟県上越市の高田本町商店街アイドル「がんぎっこ」のメンバー2人が、グループを卒業することになり2015年4月5日、同市本町4のイレブンプラザ広場で卒業ライブが行われた。会場には大勢の熱狂的なファンが集まり、2人に熱いコールを送っていた。

ファンからのメッセージブックを受け取るりりかさん(左)とゆりなさん(右)
ゆりなとりりかS

ファンに応えて歌うりりかさん(左)とゆりなさん(右)
歌うがんぎっこ

卒業することになったのは、リーダーのゆりなさんと、りりかさん。2人は2013年3月に加入し活動を続けてきたが、それぞれ大学1年生と高校3年生になり、学業に専念するため、グループを離れることになった。

ライブでは2人が歌い始めると、ファンの熱狂ぶりは最高潮に達し、「世界一麗しい」「世界で一番愛してる」と気合の入ったコールが投げかけられた。他のメンバーも加わってのオリジナル曲やカバー曲など、ライブパフォーマンスが繰り広げられ、会場は一体感につつまれた。途中のマイクパフォーマンスで2人は「新しい道でも頑張っていくね」とファンに誓った。

通りかかった市内在住の60代女性は「がんぎっこは知らなかったけど、若い人が本町に集まって頑張っている姿を見るとうれしくて涙が出る」と述べた。

2人の活躍に対し、本町3・4・5丁目商店街振興組合連合会の大嶋喜久雄理代表幹事から感謝状と、額装されたCDが贈呈された。

ゆりなさんは「2年間頑張ってきた結晶。生誕記念ライブや、SAKEまつりのアイドルステージ、クリスマス公演など思い出がいっぱい」。りりかさんは「本当に頑張ってきてよかった。ファンや本町の皆さんに支えられてここまで来ることができた」とそれぞれ感謝を述べた。