北陸新幹線上越妙高駅に脇野田駅が移設開業 東西口と自由通路も供用開始

来年3月14日の北陸新幹線上越妙高駅開業に伴って、新潟県上越市のJR脇野田駅が2014年10月19日、新幹線駅に移設され開業した。新たな脇野田駅で開業を祝う式典やイベントが行われ、多くの市民や鉄道ファンらでにぎわった。

大和2にあった脇野田駅は、前日の18日夜に営業を終え、19日朝からは約120m離れた上越妙高駅で新たに営業を始めた。また上越妙高駅では西口駐車場(約100台)と東口の「もてなしドーム」、西口の「光のテラス」、自由通路も合わせて供用が開始された。

新たな脇野田駅の駅舎は2階建てで、移設事業費は約40億円。ホームは7両背編成の車両に対応する1面2線で、長さは145m。車いす対応のエレベーターや多機能トイレなどバリアフリーで待合室からは妙高連山を一望できる。

移設されて営業を開始した脇野田駅のホーム(2014年10月19日午前)
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自由通路で行われた移設開業記念式典
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移設開業にあわせて、「上越妙高駅鉄道まつり」が開催され、東口広場には食のブースが出たほか、自由通路では観光ピーアールや宝探しなど様々なイベントが行われた。

東口広場には飲食ブースなどが出た
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脇野田駅は、新幹線開業前日までJR東日本が運営し、来年3月14日からはえちごトキめき鉄道の「上越妙高駅」になる。