静岡の花火大会での冷やしキュウリO157集団食中毒 上越でも被害

新潟県は2014年8月5日、上越保健所管内の20代女性が静岡県静岡市で行われた安倍川花火大会の露店んで冷やしキュウリを食べた後に腹痛などを訴え、女性から腸管出血性大腸菌「O157」が検出されたと発表した。静岡市によると、この花火大会は7月26日に行われ、8月5日時点で静岡県内を中心に321人が腹痛や下痢などの症状を訴え、このうち92人が入院している。新潟県でも「該当する人で体調を崩した人は保健所に申し出てほしい」と呼び掛けている。

新潟県によると、女性は安倍川花火大会に旅行で訪れ、露店で「冷やしキュウリ」を食べた。その後症状を訴え7月31日に上越保健所管内の医療機関を受診し、検査の結果「O157」が検出され、医療機関が8月4日に上越保健所に届け出た。女性は回復しているという。

冷やしキュウリは キュウリを割り箸に刺し氷の上に置いて販売されていた。静岡市の安倍川橋近くの2つの露店で販売されていた。このキュウリを食べた人が相次いで腹痛を訴え、患者は日増しに増えているという。

この花火大会は毎年全国から60万人が来場しているという。

静岡市による花火大会食中毒のページ
http://www.city.shizuoka.jp/deps/shokuhineisei/chudoku726.html

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