新潟県上越市に高田城が築城されてから400年の節目を祝う「高田開府400年祭」で2014年7月6日、松平忠輝の妻、五郎八姫のお輿入れの様子を再現した行列と市民祝祭パレードが行われた。約600人が参加し、本町商店街から高田公園までの約2.5㎞を歩き、高田の街を華やかに彩った。
「五郎八姫のお輿入れ行列」は高田城初代城主で徳川家康の六男、松平忠輝へ伊達政宗の娘、五郎八姫が嫁入りする様子を再現。松平忠輝役には上越市在住の宮晋太郎さん(32)、五郎八姫役には宮さんの妻、久美子さん(30)の新婚カップルが務めたのをはじめ、一般公募の市民ら約100人が参加した。
市民祝祭パレードは陸上自衛隊音楽隊や上越ブレイブバッキングホース、大手町小学校、高田北城高校のマーチングバンドのほか、近隣の子供会神輿や市民団体なども参加し、行列に花を添えた。同公園内の特設ステージでは松平忠輝と五郎八姫の「婚礼の儀」が執り行われ、同祭のフィナーレを飾った。