上越市の市民団体「住民自治と合併問題を考える会」が主催する「談合問題を考えるシンポジウム」が2014年7月12日午後1時30分から、同市下門前の上越市教育プラザ研修室で開かれる。同団体では、上越市ガス水道局発注の公共工事の談合疑惑について住民訴訟なども視野に徹底究明を求めている。
上越市ガス水道局発注の公共工事の談合疑惑では、ガス水道局が設置した調査委員会が「談合の有無は判断できないが、証拠として提出された録音データには談合の存在を疑う発言がある」として、国の機関である公正取引委員会に通知している。
今回のシンポジウムでは、新潟市の弁護士齋藤裕さんの基調講演のほか、談合疑惑の真相解明に向け、上越市議会議員や前上越市入札監視委員、市民代表など4人のパネリストによるパネルディスカッションが行われる。
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◇上越市ガス水道局発注工事をめぐる談合疑惑まとめ
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