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マイマイガの毛虫大量発生に"オーマイガー!"

7年前

新潟県上越地方の山間部などを中心にマイマイガの幼虫が大量発生している。ピークは超えたものの、収穫が近づいているブルーベリーに被害が出るなど、7月中旬までは注意が必要だ。妙高市の旅館やホテルでは、観光客が気味悪がるため、風評被害を心配している。

マイマイガはドクガ科に属する大型の蛾で、幼虫から成虫に羽化するまでの期間が2か月ほどあり、その間に草花、樹木の葉を食い尽くす。そのため森林害虫として知られる。約10年周期で大発生し、2、3年続く傾向があるというが、大発生する仕組みは分かっていない。幼虫は毛虫状で、その毛に触ると痛みやかぶれを起こす場合があるので注意が必要だ。

葉を食べ尽くしたマイマイガ(池の平)
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妙高市池の平の妙高高原ビジターセンター近くのいもり池周辺では、5月下旬から出始め、6月10日ごろがピークだったという。同ビジターセンターの竹腰義和館長は「ズミの木から始まって、ハンノキ、ヤナギ、ヤマモミジ、カエデなどがやられ、丸坊主になった木もある。いもり池の遊歩道沿いは散策する人が多いので、両側の草や枝の刈り取りを行ったが、枝の上からぶら下がって下りてくるのは対策のしようがない」と話す。

ブルーベリーの葉を食べるマイマイガ(妙高市妙高高原地区)
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農産物に被害も出ている。収穫を前にした妙高高原地区特産のブルーベリーの葉に食害が発生し、今年の開園を断念せざるを得ないところも出ている。隣接する長野県信濃町ではホームページに駆除方法などを掲載して対策を呼び掛けているが、薬剤散布が遅れた農家などでは全滅した所もあるという。

上越市内でも南葉山キャンプ場付近や、桑取地区などで大量発生が確認されている。