上越妙高駅に新型車両が8月5日初入線 歓迎イベントも

2015年春の開業に向けて、鉄道・運輸機構が実施している北陸新幹線の走行試験で、同新幹線に導入される新型車両「W7系」が2014年8月5日、新潟県上越市大和の上越妙高駅に初入線することになった。上越地域などの官民でつくる新幹線まちづくり推進上越広域連携会議が6月6日、発表した。

W7系と同一仕様の新幹線E7系(2014年2月9日 大宮)
JReastE7_F1_Omiya_20140209_s
著作権者:Rsaさん ライセンス:CC-BY-SA from Wikimedia Commons

W7系は同新幹線に伴い導入される新型車両で、JR西日本が所有。JR東日本が所有する「E7系」とほぼ同一仕様。上越妙高駅に新型車両が入線するのは、初めてとなる。

新幹線の走行試験はレールや信号設備などの確認を目的に2013年12月に始まった。試験車両や一般車両の「E2系」も投入して行われてきた。

鉄道・運輸機構によると、新型車両などを投入した走行試験は8月から10月までの3か月間のうち、延べ50日を予定している。区間は来春開業する長野―金沢間。

上越妙高駅に新型車両が初入線するのは、8月5日午後の予定。入線に合わせて同連携会議は歓迎セレモニーを計画しており、今後、市民らから参加者を募集する予定。