上越海上保安署によると2014年6月5日午前8時17分、「直江津港沖合でニミボートが転覆した」と同署に118番通報があり、巡視艇で長野県の男性会社員2人を救助した。2人にけがなどはなかった。
救助されたのは長野県東御市の44歳と56歳の会社員。船舶免許が必要ないいわゆるミニボートで釣りをして帰ろうとした際にバランスを崩して転覆したという。同署の巡視艇が午前9時8分、大潟漁港の北約2㎞の海上で、転覆したボートの上に救命胴衣を着用していた2人を救助し、直江津港に搬送した。
ミニボートは、長さ3m未満、エンジン出力2馬力以下のボートで、船舶免許なく操船できる。手軽に楽しめ近年急速に普及している一方、事故も急増している。
上越海上保安署管内では先月も釣り人が直江津港東防波堤にミニボートで渡り、取り残され、ヘリコプターで救助される事故が起きている。