上越科学館の展示リニューアル ゲームや実験を取り入れ

新潟県上越市下門前の上越科学館の展示物の一部がリニューアルされ、2014年3月29日から一般公開される。エネルギーや発電に関するものを新たに展示しており、ゲーム形式で楽しみながら学ぶことができる。また昨年人気を集めた恐竜関係の展示ゾーンも実物の化石や恐竜頭骨のレプリカを追加した。


天然ガス掘削をゲーム形式で学ぶことができる

天然ガス採掘ゲーム_s


上越科学館リニューアルの動画(2分30秒)


 市は、国の交付金や市内に事業所を置くエネルギー関連企業からの寄付金合わせて1億1000万円余りを元に、電力会社などの協力を受けて展示物の更新を行った。

リニューアルされたのは館内にAからIまで九つあるゾーンのうち、環境などをテーマにしたEゾーン。ゾーン中央には鳥の巣のような形状の「エネコミステーション」が設置され、発電の実験を見学できるほか、パソコンを操作してエネルギーや環境を学ぶことができる。手足を動かしてゲーム形式で自然エネルギーを学べる「アドベンチャーアイランド」や、太陽電池パネルに光を当ててソーラーカーの速さを競うゲームもある。

市内でこの数年の間に建設された国際石油開発帝石の液化天然ガス(LNG)基地や中部電力上越火力発電所を紹介するコーナーも設置。全長約290mのLNGタンカーの250分の1模型を見ることができたり、天然ガスの掘削や、最新の火力発電をゲームで体験できる。


Gゾーンにあるティラノサウルスのレプリカ頭骨

レプリカ頭骨_s


ディプロドクス(手前)の大腿骨やアンモナイト(奥)の化石

恐竜実物化石_s

動く恐竜模型を展示していたGゾーンでは、巨大な草食恐竜、ディプロドクスの長さ1.3mの大腿骨や、アンモナイトの化石を追加で展示。ティラノサウルスの首の部分を含んだ約1.7mの頭骨のレプリカも新たに加わった。

永井克行館長は「発電やエネルギーに関しては、国内では最新の資料を集め、他の科学館にはないものを展示した。またアンモナイトなどの化石も石油の元になっている。展示を見てエネルギーと生活との関わりを考えてほしい」と話している。

開館時間は午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)