上越市内の70代女性がオレオレ詐欺で300万円の被害

上越署は2014年3月26日、新潟県上越市内の70代女性から特殊詐欺の被害届を受理したと発表した。被害額は300万円。

事件事故

発表によると、17日午後11時30分頃、女性の自宅に長男と名乗る男から電話があり「熱が出てのどが痛い。携帯電話を修理中で一時借りた電話でかけている」などと言われた。翌18日以降も男から何度か電話があり「夫がいる女性との間に子供ができた。示談金として200万円かかる」「示談金のほかに弁護士代が100万円必要だ」などと言ってきた。

女性は男を長男と思い込み、20日までに市内の金融機関で現金自動預け払い機から指定された口座へ4回にわたり計300万円を振り込んだ。

その後、男が一時借りていると言っていた電話がつながらなくなり、長男が元々使用している携帯電話にかけたところ、長男が出てだまされたと気付いたという。