あすとぴあ高田2階に上越市の（株）ダーウィンズが入居へ

新潟県上越市本町5の再開発ビル「あすとぴあ高田」の2階に、インターネットサイトの運営などを手掛ける株式会社ダーウィンズ（上越市春日新田2、松橋紘史社長）がテナントとして入る見通しであることが明らかになった。同社が運営するウエブサイト「みんなの上越新聞」で告知している。同社は2014年4月から入居するとしており「にぎわいを生み出すさまざまな事業を展開していきたい」としている。

あすとぴあ高田は国の認定を受けた高田地区の中心市街地活性化事業で建設された。高田まちづくり（三井慶昭社長）が事業主体で、39億8000万円（当初計画ベース）の事業費のうち、国や市からの補助金25億円を活用した。2013年4月にオープンし、5階までは商業施設や公共施設などが入り、6～16階はマンション。2階のテナントが決まっていなかった。

↓あすとぴあ高田の2階（2014年2月20日撮影）

2階のテナントスペースには「契約済株式会社ダーウィンズ」の表示も

このほど株式会社ダーウィンズが運営するウエブサイト「みんなの上越新聞」には「事務所移転のお知らせ」という記事が掲載された。国の認定を受けた計画では2階は「商業施設」とされているため、事務所だけでなく今後にぎわいを創出する事業を展開するとみられる。同社では「移転前の3月末ごろには今後の事業の内容を明らかにしたい」としている。

高田まちづくりでは「（2階を）お貸しする前提で、具体的な事業内容などを含め協議を進めている」としている。