深海の幽霊!? 珍しい「シャチブリ」を展示 上越市立水族博物館

上越市立水族博物館(新潟県上越市西本町4)で珍しい深海魚「シャチブリ」が展示されている。糸魚川市で底引き網にかかったものを同館が譲り受けた。半透明な体色からか「ユウレイ」とも呼ばれている魚で、2014年2月16日まで展示している。

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シャチブリは本州中部以南の水深150~500mに生息する。丸く突き出たゼラチン状の口と長細い体、半透明で褐色の体色が特徴。今回展示されているシャチブリの体長は約1m。地域によっては「ウネクラゲ」や「ユウレイ」などと呼ばれているという。
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同館での展示は2007年以来6年ぶりとなる。

譲り受けたシャチブリは死んでいるが、珍しい魚で本物を見る機会が少ないことから同館では2月16日まで1階観覧ホールで展示している。