金谷山のリフト運行休止 4月並みの陽気続き雪消える

新潟県上越市は2014年2月3日、「日本スキー発祥の地」である金谷山スキー場(大貫)の雪が減ったため2月4日からリフトの運行を休止すると発表した。

上越地域はここ数日、暖かい日が続いた。新潟地方気象台によると、上越市高田の最高気温は2月2日の17.9度に続いて、2月3日も平年を9.5度上回る14.9度と4月上旬並みの暖かさだった。

今年は1月22日に今冬のリフト運行を始めたが、積雪は日を追うごとに少なった。日本にスキーを伝えたレルヒ少佐をたたえ「レルヒ祭」は2日に開かれたが、翌3日朝の時点の積雪が30cmとなり、コースの一部で滑走可能積雪条件を下回った。
レルヒ祭が開かれた2月2日の金谷山の様子
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市は安全な滑走に支障をきたしているとして、当面の間、リフトの運行休止を決めた。今後の降雪次第で運行を再開する。

気象台によると2月4日は一転して冬型の気圧配置となると予想されている。

◇日本スキー発祥の地、金谷山スキー場が待望のオープン(2014年1月22日)
https://www.joetsutj.com/articles/52068370