日本スキー発祥の地、金谷山スキー場が待望のオープン

新潟県上越市大貫の金谷山スキー場は2014年1月22日、今年の営業をスタートする。営業時間は午前9時〜午後4時30分。営業期間は3月中旬までの予定。

オープンを前に圧雪車でゲレンデを整える作業が行われた(2014年1月22日午前8時前)
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金谷山は1911年にオーストリア・ハンガリー帝国の軍人、レルヒ少佐によって、日本に初めてスキー術が伝えられた日本のスキー発祥地。「大日本スキー発祥之地」の碑やレルヒ少佐の銅像が建っているほか、日本スキー発祥記念館もある

同市観光振興課によると1月21日現在の積雪はリフト乗り場付近で約80cm。昨年より10日遅いオープンとなる。

料金はリフト1回券100円、11回券1000円。なお、毎週土曜日は市内在住の未就学児童、小・中学生が同市こどもの日パスポート提示で、第3日曜はスキーこどもの日で小学生以下がそれぞれ無料となる。また、市内在住の70歳以上がシニアパスポート提示で半額となる。

同スキー場では2月1日にレルヒ祭前夜祭、翌2日にはレルヒ祭が開催され、両日ともリフトが無料開放される。近年は比較的降雪に恵まれ、ここ4年間は1月中旬頃から2か月程度営業しており、昨シーズンのリフト利用者は1万1757人だった。