上越市側が控訴審も勝訴 おもてなし武将隊裁判

新潟県上越市のおもてなし武将隊事業について、市が委託した市内の業者から債権譲渡を受けたとする東京都内の男性が市に3017万円の支払いを求めた訴訟の控訴審判決が2014年1月29日、東京高裁であった。原告側請求を棄却した一審の東京地裁判決を支持し、控訴を棄却した。

原告の男性は、市が武将隊事業を委託した市内のIT関連企業から、2011年4~11月分に当たる3017万円の債権の譲渡を受けたとして、市にその支払いを求めていた。市は債権譲渡が有効だったかなどを論点に争ってきた。

判決を受けて村山秀幸市長は「当市の主張が適切に認められたものと考えている。2週間の控訴期間が過ぎて判決が確定するまで経緯を注視したい」とのコメントを発表した。

関連記事