インフルエンザ注意報発令 上越保健所管内で数値高く

新潟県福祉保健部は2014年1月29日、県内のインフルエンザの定点観測数が1医療機関当たり10を超えたとして、インフルエンザ注意報を出した。上越市内の小学校では学年閉鎖の措置を取る学校が相次いでおり、県では今後もさらに流行が懸念されるとして注意を呼び掛けている。

1月20~26日の1医療機関当たりの発生数は全県で14・99で、国の示している注意報基準10・00を超えた。県内13保健所管内では上越が最も高く24・90となっている。

上越市内では1月29日時点で、直江津小2年、下保倉小2年、南川小3年、豊原小4年が学年閉鎖、大和小2年、高志小6年、国府小2年で学級閉鎖の措置が取られている。

保健所などではうがい手洗い、十分な栄養や休息をとること、マスクの着用などの予防対策の徹底を呼び掛けている。

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