関山演習場でオスプレイ訓練の可能性 上越市も情報収集

米軍の新型輸送機オスプレイを使って上越市中郷区と妙高市にまたがる陸上自衛隊の関山演習場と群馬県の相馬原演習場で日米共同訓練が来年2~3月に行われるとNHKなどが2013年12月4日朝、報じたことを受けて、上越市では情報収集を行った。

同市が防衛省北関東防衛局に問い合わせたところ、訓練の時期や場所、装備などについて具体的な回答はなかったものの「近く説明にうかがう」という回答だったという。村山秀幸市長は「朝のニュースで聞いて驚いている。きちんと情報収集して、市民に不安があれば伝えていきたい」と話した。

防衛省では、関東甲信越と静岡の1都10県を範囲とする東部方面隊の管区内で本年度の日米共同訓練を実施する計画を発表している。関山演習場ではこれまで1990年から2009年までに合計9回の日米共同訓練が実施されており、同市では過去の訓練の際には防衛省に情報提供を求めるとともに安全に訓練を実施することを申し入れている。通常なら訓練の1か月前に同市に実施について防衛省から情報が伝えられるという。

オスプレイが配備されている在日米軍海兵隊の公式ホームページ(日本語)
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