忠輝公と五郎八姫をイメージしたオリジナル弁当 花ロードで販売

花をモチーフにした作品で新潟県上越市の高田地区を彩るイベント「第15回城下町高田花ロード」(2013年10月12~14日開催)に合わせて同実行委員会は、高田藩初代藩主、松平忠輝の幼少期をイメージした掛紙付きサンドイッチと、正室五郎八姫をイメージした3種類のオリジナル弁当を販売する。

3種の弁当と新作のサンドイッチ
姫さまのおひる

同実行委員会では来年の高田開府400年を控え、2012年から五郎八姫が題材の弁当「姫さまのおひる」を販売している。今回は15回目となる同イベントを祝し、フォーンドール(本町5)が製造するメンチカツなどを挟んだ新作のサンドイッチ「若さまのブランチ」(700円)を13日限定で50個、箸を割ると金沢の金箔が散る「ぱっきん箸」を付けた弁当「姫さまのおひる」(1000円)を3日間で750個販売する。

サンドイッチは本町3の雁木通りプラザ前で会期中に開かれる「花カフェ」で午前11時、弁当は同会場のほか本町5の「ほっとステーション五番館」で午前11時から午後4時まで販売する。

弁当は同実行委員会がやすね(仲町2)、高田ターミナルホテル(仲町4)、和ダイニング藤作(本町4)の3店舗に依頼して完成した。テーマカラーの赤、金色を配した掛紙が目を引く。中身は手作りの塩麹で甘味を引き出した鮭の焼き物のほか、上越市の野菜ブランド「上越野菜」に認定されているなますカボチャなどの秋の食材で、メインテーマの「百花繚乱・城下町」が連想されるような、色鮮やかな仕上がりとなっている。

今回の花ロードには、過去にグランプリを獲得した出品者による招待作品9点を含む約170点の作品が高田の街中を飾るほか、本町4丁目商店街振興組合によるタイアップイベントとしてコスモスの鉢植えを使った「本町お花の迷路」、越後杉で作られた屏風に来場者からサクラの花を描いてもらう「花屏風」など、様々な催しが行われる。

3種の弁当と新作のサンドイッチを紹介する実行委員会
実行委員

同実行委員会の熊田和子委員長(60)は「芸術の秋、食欲の秋です。15周年という節目を迎え、イベント盛りだくさんの3日間を楽しんでいただければ」と話していた。