上越市の鵜の浜海水浴場で52歳男性が溺れ水死

2013年8月10日正午頃、新潟県上越市大潟区九戸浜の鵜の浜海水浴場で、長野県北安曇郡池田町の会社員、矢口勝さん(52)が波打ち際から10mほど離れた場所で溺れ、近くにいた海水浴客らに引き上げられた。矢口さんは市内の病院に搬送されたが午後7時過ぎに死亡した。死因は水死。

上越警察署によると、現場の水深は約2mで、急に深くなる場所だった。矢口さんは知人女性とその息子(11)の3人で海水浴に来ていて、女性の息子を空気の入ったビニール製のボードに載せて現場付近まで行った際に、男児が落ちて、溺れそうになったところを助けようとした後、姿が見えなくなったという。2人の様子を浅瀬で見ていた知人女性が助けを求め、付近の海水浴客らが男児に浮き輪を投げ、矢口さんを引き上げた。男児は無事だった。当時海は風のない比較的穏やかな状態だったという。

鵜の浜海水浴場では7月19日にも海水浴客の男性が溺れ、水死している。

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