新聞の写真が動いてしゃべる 「上越よみうり」が紙面にAR導入

新潟県上越地域で発行している日刊のミニコミ紙、上越よみうりがこのほど、紙面の写真にスマートフォン(多機能携帯電話)をかざすと写真が動いたりしゃべったりする「拡張現実」(AR)アプリケーションを導入した。県内の日刊紙では初とみられる。

アプリは無料で、iOSとアンドロイドに対応している。アプリをインストール後に登録手続きを行い、「動く!」というマークのついた紙面の写真にかざすと、写真が動いたりしゃべったりする。

ドイツビールの祭典「上越オクトーバーフェスト」開幕の様子を伝えた8月9日の上越よみうり朝刊では、乾杯している写真を掲載しており、この写真にアプリのインストールされたスマートフォンをかざすと、乾杯の場面が音声付きの動画で表示される=写真=

AR

動く新聞の説明動画

上越よみうりは、旧上越市内の読売センター(読売新聞専売店)が読売新聞に折り込んで配布している無料の日刊ミニコミ新聞。上越、妙高の2市で1万2670部を発行している。