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妙高温泉の「石田館妙高ホテル」が3億円超の負債で破産

7年前

新潟県妙高市関川の温泉旅館、石田館妙高ホテルを運営していた「株式会社妙高ホテル」(資本金1000万円、従業員7人)は2013年7月12日、新潟地裁高田支部に破産を申請した。ホテルは7月7日に張り紙を出し、営業を停止している。民間の信用調査会社によると、負債総額は約3億1000万円~3億5000万円。

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妙高温泉は妙高市にある7か所の温泉の一つで、JR妙高高原駅の近くに位置する。1912年(大正元年)に赤倉温泉から分湯して開湯し、2011年に開湯100年を迎えた。同館は開湯間もない1913年6月に創業した老舗で、1948年7月に株式会社として法人化。戦国武将の石田三成の子孫の宿として人気を集めていた。

1972年12月に木造3階建ての本館に加え、鉄筋コンクリート造り5階建ての建物を増築し、ピーク時にはスキー客を主体に年売上高は2億円を超えていた。しかし、スキーブームが終わり、消費低迷などで売上は減少の一途をたどり、2012年6月期の売上高は6000万円内外にとどまるなど、厳しい経営環境を強いられていた。

2011年5月には源泉で土砂崩れが発生して温泉の供給が止まる事態もあり、減収に歯止めがかからなかった。

妙高温泉旅館組合によると、妙高温泉は最盛期に10軒ほどの温泉旅館があったが、近年は妙高ホテルを含め3軒に減少していた。

妙高ホテル

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