櫛池隕石のマスコットキャラクター決まる

大正時代に新潟県上越市清里区へ落下した「櫛池(くしいけ)隕石」をあしらったマスコットキャラクターのデザインが2013年3月4日、決まった。小千谷市の男性が考案した愛らしいデザインで、頭部に隕石が載っているのが特徴だ。

最優秀賞に選ばれた櫛池隕石のキャラクター
キャラクター

県内で唯一現存する隕石を上越市の宝物として、もっと知ってもらおうと、同区青柳の「上越清里星のふるさと館」と、同館の運営を支える天文指導協力員が募集していた。同市の地域活動支援事業を活用した。

応募は計138点あり、2月15日に一次審査を行って10点の入選作を決定した。入選作は2月17日の親子スポーツ交流会と、3月3日の清里区綱引き大会の会場で参加者に投票してもらい、計282票が集まった。その結果、最多得票を集めた小千谷市の男性の作品が最優秀作品に決定した。

今後は、名称の募集を行う予定。来年度以降は、着ぐるみやグッズ、土産品の作製も行い、イベントなどで活用していく予定。

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