原発投票条例否決 知事「大変残念」とツイート

新潟県議会は2013年1月23日、臨時議会本会議を開き、市民グループ「みんなで決める会」が直接請求した東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票条例案と、社会民主県民連合と無所属、共産の合計7人が提案した修正案を、いずれも反対多数で否決した。

条例案、修正案とも賛成44人、反対7人で否決された。自民31人、民主6人、公明1人、無所属6人が反対、社会民主県民連合2人、共産党1人、無所属4人が賛成した。

条例案、修正案の否決を受けて泉田裕彦知事は次のようにツイッターで述べた。

同会は今年6月から県内で署名活動を行い、直接請求に必要な有権者の50分の1に当たる約4万人分を大きく上回る6万8353人分の署名が集め、投票条例制定を直接請求していた。泉田知事は「稼働の議論を行うには検証を踏まえた情報提供が不可欠」など6項目の課題を挙げて「条例案を修正する必要がある」との意見を付け県議会に提案。県議会は1月21日~23日の3日間の日程で臨時会を開き、条例案が審議した。

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