北陸新幹線開業に伴いJRから経営分離される並行在来線を運営するえちごトキめき鉄道は2013年1月22日、取締役会を開き、北陸新幹線開業の2年前に当たる今年4月1日、本社を新潟県上越市西本町3に移転することを決めた。
同社は2010年に設立され登記上は上越市に本社があるが現在、新潟市の県庁内で業務を行っている。4月1日に直江津駅から徒歩7分ほどの西本町3の空き事務所=写真=に本社を移転し、開業までの間、そこで業務を行う。建物は鉄筋コンクリート造り2階建てで、敷地面積は546平方m、延床面積は284平方m。2015年春の開業時には、JRから資産譲渡を受ける直江津駅構内に移転する予定。
本社の場所はイトーヨーカドー直江津店北側の通称・安国寺通りのバラパン西本町店の向かい。
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経営計画の素案も公表 意見を募集
また、えちごトキめき鉄道は2013年1月22日、経営基本計画の素案を公表した。北陸線の直江津─糸魚川間と信越線の県内区間について全体で現行より運行本数を増やす一方、2両編成以下ではワンマン運転を導入するなどの計画。22日から市民の意見募集も始めた。
経営基本計画の素案は同社ホームページに公表されており、意見も提出できる。
↓えちごトキめき鉄道ホームページ
http://www.echigo-tokimeki.co.jp/