新潟県上越市は2012年12月17日、第3セクターの整理統合策として設立する持株会社の代表取締役社長の公募を始めた。年収は800~1000万円程度。民間の経営ノウハウとリーダーシップで、傘下の3セクの経営改革に取り組む人材を広く募集している。
今年10月、同市が50%以上を出資する観光関係の7社で持株会社設立準備会を設置。これまでに会社の名前を仮称「J-ホールディングス」と決めた。持株会社設立は来年8月1日の予定。
公募しているのは、常勤の代表取締役社長1人。任期は来年8月1日から2015年5月末の予定。内定後は設立準備会に参画する。
応募条件は、(1)役員または管理職としてマネジメント業務を行った経験が豊富であること(2)会社経営に対する情熱と使命感があり、幅広い人脈を持っていること。
申込書と小論文を書いて来年1月23日までに市行政改革推進課に申し込む。小論文は2000字程度で、課題は「あなたが考える、J-ホールディングスの事業戦略について」。書類選考、面接を経て来年2月下旬に決定する。
応募書類は市ホームページからダウンロードできる。
http://www.city.joetsu.niigata.jp/soshiki/gyoukaku/motikabu.html
◇持株会社に参加する7社(かっこ内は主な運営施設)
大潟地域活性化センター(鵜の浜人魚館)
三和振興(ホテル米本陣、米と酒の謎蔵)
黒倉ふるさと振興(ゑしんの里やすらぎ荘)
ゆめ企画名立(うみてらす名立)
ゆったりの郷(長峰温泉ゆったりの郷)
キューピットバレイ(キューピットバレイスキー場)
柿崎総合開発(マリンホテルはまなす)