柏崎刈羽原発再稼働認めない請願と署名提出

新潟県上越市で市民団体「つなげよう脱原発の輪 上越の会」(植木史将代表)は2012年11月21日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を認めないよう求める請願書を上越市議会に提出した。請願書の趣旨に賛同する市民ら1万8598人分署名簿も合わせて提出した。

同会は個々の思想や信条、エネルギー政策の考え方などさまざまな違いを超えて「脱原発」の一点でつながる個人参加型の会として、今年4月に発足。現在、400人を超える賛同人がいて、6月から請願の趣旨に賛同する市民らの署名活動などを続けてきた。

1万8598人分の署名は上越市民が大半だが、市外、県外の人の署名も入っている。

11月21日、植木代表ら9人が上越市議会の滝沢逸男議長に請願書と署名を提出した。植木代表は「32人の議員の方々には、市民の命と暮らしを守るにはどうしたらいいのかを第一に考えて判断してもらいたい」と話していた。

滝沢逸男議長(左)に請願書と署名簿を提出した植木代表(左から2人目)
請願と署名簿提出

請願は市議会12月定例会で審議される。

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