ハロウィンに向けて、新潟県妙高市の新井南部地域を拠点に中山間地域振興に取り組むグループが2012年10月21日午前10時から、同地域で育てたハロウィン用カボチャをインターネットで販売する。
ハロウィン用のカボチャは怖い顔や愉快な表情などの「ジャック・オ・ランタン」を作るのに使うもの。表面がオレンジ色で、中身をくり抜き、目、鼻、口を切り抜いて、内側から蝋燭で照らす。
このカボチャの販売は、中山間地域をネット販売で活性化しようというプロジェクト「はろまこプロジェクト」の一環。5軒の農家とインターネットでの販売サポートするチームが、カボチャのほか、マコモダケを育て販売している。
昨秋初めてカボチャを販売したところ、約250個が完売。今年はこれまで9月22日、10月5日に販売している。10月21日も1日限定でのネット販売となる。
農家が育てたカボチャをインターネット上でピーアールして、全国からの受注につなげているIT部門を担当するのは、上越市のITコンサルタント横山裕孝さん(39)ら。横山さんは「ネット上での優良販売サイトを起点に、地域のさまざまな農作物などの販売拡大を進める中で、若者など新しい人達の関わりを増やし地域の活性化へとつなげていきたい」としている。
販売サイトはハロウィンかぼちゃ通販ショップ(http://halloween-pumpkin.jp)。サイト内でジャック・オ・ランタンの詳しい作り方も紹介している。