上越市議会リニューアル 椅子は1脚15万円也

上越市議会の議場がこのほどリニューアルされた。今年4月の改選で定数を48から32に減らしたことに伴うもので、余分な議席を撤去し、じゅうたんを張り替え、椅子は従来の固定式をやめ、1脚あたり15万円を超えるキャスター付きのものにした。議員たちは、2012年9月4日に開幕した市議会9月定例会から新たな議場を使っている。

同市議会事務局によると、今回のリニューアルにかかった費用は総額1418万円。

内訳は、余分な16議席を撤去し、じゅうたんを張り替える改修費用に696万円。じゅうたんの色は従来の薄緑色から濃いえんじ色に変わった。

↓リニューアル後の上越市議会の議場
リニューアル後の議場

ちなみにリニューアル前はこんな感じだった
リニューアル前の議場

残りの費用は椅子の購入費で722万円。議員32人分のほか、市長、副市長、教育長、各部長ら14人分を合わせて46脚購入した。椅子1脚あたりの値段は単純平均で15万7000円。これまで椅子は地面に固定されていたが、今回はキャスター付きのものにした。

↓椅子
椅子

椅子は背もたれに体重をかけると背筋が伸びる形でリクライニングする。従来の固定式のものに比べて快適なようで、議員には概ね好評のようだ。