新潟県上越市は2012年9月5日までに、村山秀幸市長の公約として2015年度オープンを目指して検討を進めてきた仮称・厚生産業会館について、建設場所を高田公園内のプール跡とし、こども施設を備えた2階建ての建物とする基本構想案をまとめた。
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市がまとめた基本構想案によると、概算建設費は約18億3000万円。建設場所は高田公園内にある陸上競技場南側の9900平方m。鉄道、バス、自家用車など13区を含めたすべての市民の交通アクセスなど利用しやすさを考慮してこの場所にしたという。施設の内容としては、延べ床面積が4720平mのうち、コンサートや展示会ができる700席程度のホールが約2100平方m、公民館施設が約1400平方m、屋外で遊べる機能とともに年齢層に応じたプレールームを備えたこども施設が1080平方m、飲食施設30平方mなどとなっている。
駐車場については敷地内に平面で150台程度を整備する。隣接する図書館などと合わせて750台分があることになるが、今後利用の状況を見て増設も検討するとしている。
来週にも開会中の市議会で基本構想案について市が説明するほか、地域協議会への説明、パブリックコメントなどを経て、2014年度着工、2015年度のオープンを目指す。
↓厚生産業会館についてのこれまでの記事
◇仮称・厚生産業会館の整備検討のまとめ
https://www.joetsutj.com/articles/51955792