ペンギンの中に日本酒!? 名付けて「ペン吟醸」

新潟県上越市三和区下中の「地酒の店 かじや」は2012年9月4日、運営する日本酒の通販サイト「まさか!酒店」でペンギン形ダンボールクラフトの中に吟醸酒を入れた「ペン吟醸」の販売を開始した。寒い所に住むペンギンをイメージした凍結酒で楽しめるなど、サプライズギフトに最適な一品。店長の宮崎文徳さん(35)は「楽しさや面白さを追求した。お客さんに笑顔になってもらえれば」と話している。

「ペン吟醸」を扱っているまさか!酒店のウェブサイト(クリックでリンク)
masaka-saketen.com/index.html
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宮崎さんはかじやの4代目。手に取った人が笑顔になるような商品や日本酒の新しい楽しみ方を提案し、新潟の酒を広く発信しようと通販サイトを立ち上げた。自身のアイデアで今までにない、日本酒の魅力を伝える商品を開発、販売している。

贈り物にぴったりな「ペン吟醸」(12,900円)
penginjo

ペン吟醸は、特殊ダンボールで動物などの立体造形物を作るアキ工作社(大分県国東市)の商品を見て思いつき、同社にパッケージ制作を依頼した。すでにあったペンギン形を、酒瓶が入るよう調整してもらった。中に入る吟醸酒は頚城酒造(上越市柿崎区)と試行錯誤を繰り返しながら製造した。酒米の王様「山田錦」を使用し、凍結酒に合うよう調整。シャーベット状が少し残る溶け際が飲み頃だという。

注文はまさか!酒店のウェブサイト(http://masaka-saketen.com/index.html)か、かじやの店頭で受け付けている。問い合わせは0120-270-245。