東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票の実現を目指す市民グループ「みんなで決める会」は2012年9月3日、条例制定の直接請求に向けて集めた署名簿を西蒲区を除く県内36の市区町村の選挙管理委員会に提出した。同会によると、条例制定の直接請求に必要な4万を超える6万7536の署名が集まったという。
上越市選管には午前10時過ぎ、請求代表者の一人、橋本桂子さんが訪れ、上越市民6780人分の署名簿を提出した。
西蒲区だけは県議補選と知事選のため、10月21日まで署名活動が停止されており。その後11月3日から再開される。西蒲区の署名が終わってから、今回提出された署名と合わせて有効かどうかの審査や縦覧などの手続きが行われる。同会では12月中旬にも知事に対して条例案を県議会に提案するよう直接請求を行うとしている。
請求代表者の一人、橋本桂子さんは「署名していただいた方、受任者になって署名を集めていただいた方に感謝している。署名が無駄にならないよう、これからは県議などへの働きかけをしていきたい」と話した。
条例制定の直接請求を受けた知事は、条例制定の是非について意見を付けて県議会へ条例案を提案する。県議会で可決されれば、条例が制定され、住民投票が実施されることになる。
みんなで決める会のホームページ
http://ng311.info/
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